2010年12月12日日曜日

英語について 2

続・英語耳
英語耳[改訂・新CD版] 発音ができるとリスニングができる
松澤喜好
アスキー・メディアワークス
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『英語耳』飽きずに続けています(飲み会があった日も、駅から家までの道すがらリスニングだけはやる)。続けているうちに、だんだんと音と文字のマッピングができるようになってきた気がしました。「音 → 文字」、「文字 → 音」の相互変換ができるようになれば、英語耳が完成した、ということなのでしょう。絶対音感の作り方もそうで、結局のところ絶対音感をもっている人たちは「この高さの音は、この音だ」というマッピング・テーブルを頭のなかにもっている。楽譜を読んで、頭のなかで音楽が鳴らせる人も、同じように説明できそう。得るところがとても多い本であります。問題は、発音練習をやる場所(人に聞かれると恥ずかしい。しかし、自宅で妻に聞かれるのはもう慣れてしまった)。

【2010年12月30日】
「子音や母音の発音」の練習が今日で通算30回ぐらいできた。「音の変化」の練習も始めてみた。

【2011年01月10日】
「英語のメロディ」を取り組み始める。洋楽を教材に音の変化を聴取する訓練。教材に選んだのは「Let It Be」。これを毎日10回聞く。聞きなれた曲なだけあって10回のあいだにほとんど聞き取れるようになっていることに気がつく。それにしても「Let It Be」、良い曲だよなあ……。

【2011年01月19日】
「Let It Be」100回聴いたので、発音記号入りの歌詞カードを見ながらもう100回聴くフェーズに突入。

【2011年01月26日】
「Let It Be」150回。さすがに飽きてきたぞ……ということでThe Smithsの曲の歌詞みながら音楽を聴いたりしている。短い会話を使った練習にはいっていこうかな。

2010年11月28日日曜日

簿記2級について

2011年2月27日の試験を受ける予定。


使用テキスト
簿記3級のときにつかっていたテキストと同じシリーズのものを。こちらは「世界史実況中継」みたいな講義録・口語スタイルで記述されたテキストなので読んでいて気分が楽。難しい言葉などはやさしく解説してくれるのも良い。すでに簿記2級を受験した方からのアドバイスを参考にして、商業簿記のテキストからはじめた。

2010年11月23日火曜日

英語について

2010年7月末ぐらいから英語をマスターしてやりたくなり、はじめる。


英単語の勉強
DUO 3.0
DUO 3.0
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鈴木 陽一
アイシーピー
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とりあえず単語の再強化から。学生時代にTOEICを受けてみようかな、と思っていたときに買って、結局勉強できずに放置しておいたテキストをとりあげて、1日10例文読むことを日課とする。一度に全部覚えようとしない。例文は560例文あり、約2ヶ月で1周できる。飲みに行ったりしても極力例文を読むことをこころがける。ただし、できない日があっても特に罰則は設けなかった。

2010年9月のはじめに1周目終了。2週目からはiPhoneの単語カードアプリで単語カードを作りながら勉強していくが、途中で面倒くさくなって単語カードはやめてしまった。

【2010年11月22日】もうすぐ2周目が終わる。完全に惰性と化しているが、3週目は順番を逆順で読むことにする(最初のほうの例文は結構覚えているが後半があまり定着していないので)

【2010年11月24日】2週目終了。


英語耳
英語耳 発音ができるとリスニングができる(CD付き)
松澤 喜好
アスキー
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 DUOの3周目に入ると同時に知人に薦められた本を読んでみる。本書のコンセプトは「発音ができるとリスニングができる=発音できない音は聞き取れない」というもの。これはもっと噛み砕いて言えば「知らないものは、認識できない」と理解することができるでしょうか。ここでは日本語と英語は発音においてまったく違った体系をもつ言語である、という前提にたち、英語の子音と母音を分解して解説、読者に身につけさせることによって英語の音を認識できる状態=「英語耳」を作る試みがなされます。これを読んでいたとき、しばらく前に読んだ以下の記事を思い出しました。

 例えば「text」という単語、これは本来「tekst」と発音され、「kst」の部分はすべて子音のみの連続で発音されなければなりません(そして、英語耳の人はそういう音を認識している)。しかし、日本人の耳(=日本語耳)においては「tekusuto」と脳内で勝手に母音を挿入して認識してしまう。子音の連続が認識できない……という現象については、本書でも記述されます。この現象自体とても面白いのですが、それはさておき、英語耳を手に入れるためには「連続した子音」を認識できるようにならないといけない、ということでしょう。

 本書にはそのための発音トレーニングの方法がとても詳しく書かれていました。これを実践しながら読んでいるととても楽しかったです。「アとウの中間のような」という曖昧な説明が、後から出てくるのも良かった(こういう記述が先に書かれてしまうと、発音が日本語化されてしまいそうなので)。まずは音声学的なメカニズムの説明があって、その通りやるとちゃんとそれっぽい音が出るのが驚きでした。

 この発音練習は「発音バイエル」として体系化されています。このトレーニングを100回以上やれ、といきなりすごい回数を筆者は求めてくるのですが、それで英語耳が身に付くならやるよ! という気分にさせられるのは、本書の説明が構造主義の本に登場する音声学についての記述を想起させるところがあるせいでしょうか? 発音記号についてちゃんと勉強したのも、この本が初めてな気がしますし、とても勉強になりました。
英語耳[改訂・新CD版] 発音ができるとリスニングができる
松澤喜好
アスキー・メディアワークス
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 どうやら最近、改訂版がでた模様(改訂版のほうが少し安いです)。それにしても、この本を読んでいたら「中学・高校の先生の英語の先生が教えてくれたのは、ホントに受験のための英語だったんだなあ」と思いました。

2010年9月27日月曜日

情報セキュリティスペシャリストについて

2010/10/17に受験。現在結果待ちです。

2010/12/20 → 落ちました……。午後1が48点で、足きり。
手ごたえを感じたんだけどなあ……。

使用教材
やさしい情報セキュリティスペシャリスト講座 '09・'10年版
高橋 麻奈
ソフトバンククリエイティブ
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「やさしい」と書いてあったので選択。とくに他と比べたりはしていないけれど、結構説明は分かりやすい、と思った。ひととおりこなせば、午前IIはラクに合格点ラインに達するハズ。とはいえ、午後問題対策に求められるような知識レベルは当然カバーできないので、ネットなどで補完するしかない……のだと思う。おそらく午後問題をぜんぶカバーできる参考書なんかない気がしている。

参考になったサイトなど
IPAの開発者向け資料 その1
2003年にIPAが作成した資料。現在は旧版となっているが平成21年度春試験では、この資料に書いてあることが午後I問題にいくつか出ている。

DNSキャッシュポイズニングについての資料(PDF)
DNSキャッシュポイズニングの方法と対策などについてうまくまとまっている。ネットで公開されている参考になりそうなサイトでは一番わかりやすい。

DNSについて
『ITpro』の連載。DNS系の問題はどうやら頻出の模様。基本はこれを読んでおくとつかめる気がする。

IPAの開発者向け資料 その2
その1よりもちょっと難しい(実装レベルのお話がでてくる)。試験対策で言語問題を選択しなければ、ここまでの説明はトゥー・マッチかも。

ITproの記事:情報セキュリティ入門
ITproの会員登録をおこなわなければ閲覧ができないが、登録に値するだけの良記事。オススメ! 正直、これがあれば参考賞などもいらないかもしれない。

SSL/TLSについての解説はこの記事が詳しさ、説明のスムーズさでベストだと思った。

暗号化と電子署名についてはこの記事も良い。公開鍵証明書の詳細やPKIの仕組みの「かゆいところ」に手が届く感じ。PDFだと50ページぐらいあるけれど、途中から個別のソフトでS/MIMEを使用するための設定方法を解説しているだけなので、実質は30ページぐらい。IPAの記事は良いものが多い気がしてきたぞ(Winnyで情報流出させた職員がいる独立行政法人、というイメージばかり先行していた!)。

これも良記事。技術解説などのコンテンツはネット上には豊富なのだが、どういう攻撃手段があって、どういう風に対策をすればよいのか、というところまで解説している資料はあんまりない。これはちょっと情報が古いけれども、勉強になる(試験対策にはちょうどいいです!)

勉強法
ひととおり参考書を読んだら、過去問をひたすら解いていった。わからない技術用語・仕組があったら、ググる。で、自分のノートにまとめていく。記述問題の解答例は一応ノートにメモ(簡潔な説明のし方の参考になる)。これの繰り返し……。

雑記
本業で従事している業務とはまったく関係のない知識が要求される超どアウェーな資格。ホントに「試験勉強」って感じなのだが、ネットワーク系の知識などはネットワークスペシャリストにも応用できそうなので次につながりそうな感じがお徳。あと、普段知らないところで使ってる技術のお話がたくさんでてくるので「へー」とか思って、わかってくると興味が持ててくるのが楽しい。