2011年3月16日水曜日

英語について 5

 ブックオフで投げ売られてた英語教材を適当に読むシリーズ第一弾。昨年海外旅行に初めて行ってみたら「なにこれ! 楽しい!」と思って「またどっかのタイミングでいきたいなあ」と考えているのだが海外旅行に使える英語なんか全然しらない私にぴったりそうな一冊だったため読む。昨年から私がしてきた英語の訓練は、単語の暗記と発音とリスニングの三本柱に、英文を読むのを加えた感じなのだけれど、そこには「英会話」が入っていない。これはまず英語で会話するチャンスがないからだ。本書のコンセプトはそうした英語を勉強してるけど、英語で会話をするチャンスがない人間は、つぶやき(ひとり言)で会話する能力を身に付けよ! というものとなっていて、これもちょうど良かった。初版は1990年。Twitterに始まったつぶやき時代を先駆ける教材だ。

 そもそも英会話系の教材に手を出すのが初めてだったのだが、単語の暗記や辞書で調べただけではよくわからない言葉のニュアンスや、言葉の使い方が分かって読んでみたら面白かった。海外のクラブでの振舞いや、税関でいかがわしい本を見つけられたときのひとり言まで収録。これは果たして役に立つかどうかわからないが好きなポイントだ。例文が載っている部分の構成は「つぶやき」+「解説」となっている。解説で言葉のニュアンスなどが説明されるのだけれども、それと同時に「別な言い方をするなら……」とか「会話で使うなら……」とかバリエーションも紹介されているのも良いと思った。

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